物語の作者に質問してみよう!

 小学部3年生では、国語の「きつつきの商売」の学習をしました。そのお話の中に不思議なことがいっぱい…みんなで考えても答えは出ません。すると、ある子が「作者に聞いてみればいいんだよ!」と。その言葉をきっかけに、作者の林原玉枝様にお手紙を書くことにしました。子どもたちは、一生懸命、丁寧に感想を書いたり、質問に対する自分の予想を伝えたりしました。手紙を送ったことを伝えると、「もう着いたかな?」「林原先生、読んでくれたかな?」と毎日わくわくしていました。

そんなある日、学校に1つの小包が。なんと、林原先生からお手紙、本が送られてきたのです!子どもたちは大喜び!!一人一人の名前の書いてある手紙を大事そうに見つめる子。お話にじっくり浸る子。遠く日本から送ってくださった温かな気持ちを受け取り、教室は温かな雰囲気に包まれました。

子どもたちの声から始まったこのつながり。これからも、子どもたちのやってみたいを大切に学習を続けます。

林原玉枝先生、ありがとうございました!