2021年7月の記事一覧
令和3年度シカゴ双葉会日本語学校全日校 第1学期終業式
なんと本日、コロナ禍になってから、初めての対面での終業式を行うことができました。参加したのは、中学部生徒と代表児童のみでしたが、実に1年半ぶりの実施となりました。式場での児童生徒は、緊張の中、式に相応しい態度で臨んでいました。代表児童生徒の発表もとても素晴らしかったです。式の様子は、小学部の各教室に配信されました。次は全校児童生徒参加のもとで行いたいものです。
Our City:Chicago!
It is the end of the first semester and we have been working hard! Summer break is coming up and we will all have time to explore our great city, Chicago. There are many famous places in Chicago like Adler Planetarium, Shedd Aquarium, the Field Museum, and Navy Pier. We are learning about them in class using our "Hide and Seek: Chicago" book. It is helping us talk about and appreciate our city.(Vallan Kantner)
話し合いが止まりません!!
国語の時間に「あったらいいな」と思うものを考え、絵に表しました。自分の考えたものに対し、友達から質問をもらい、考えを深めました。とてもこだわりのあるものを考えたので、夢中になって話し合っています。聞いたり話したりする力が育まれています。
中学部全員太鼓始動
昨年度は、太鼓隊の活動を行うことができない1年間となりました。中学部の伝統の一つでもある「太鼓隊」、この伝統を途切れさせてはいけないと、今年度は全員太鼓として伝統を引き継ぎたいと思います。
太鼓の練習も、3年生が中心となって伝達をしてくれています。
みんなの前で披露するのは、運動会です。青空のもと、力強い太鼓の音をお届けできるように頑張ります。
つなぐんぐん!
4年生は図画工作「つなぐんぐん」の学習です。
材料の紙を細く巻いて棒をつくり、ピラミッドのように組み立てたり、ひたすら長くつないだりと、つなぎ方を工夫して造形遊びを行いました。子どもたちに設計図はありません。作っていく中で、「もっとこうしたい!」「ここをつないだら面白そう!」と思い浮かんだアイデアを次々に形にしていきます。最初はみんな同じ白い1本の棒だったものが、授業終わりには芸術作品になっていました。
出来上がった友達の作品を見て、「いいね!」「すごい!」など称賛の声をかけ合う子どもたちの姿にも嬉しくなりました。
読書、大好き!
小学部1年生から3年生は、週に1時間「読書の時間」があります。今は学校図書館で本を借りられないので、学級文庫から本を借りて読んでいます。1年生の子どもたちは、読書の時間をとても楽しみにしています。
読書の時間は読み聞かせからスタートします。何度も読んだ大好きな本や、学級文庫にはあるけれど手に取ったことのない本など、様々な本と出会えます。先日は、関西出身の職員が、関西の言葉で書かれた絵本を読み聞かせてくれました。子どもたちは目を輝かせて話を聞いていました。
読み聞かせの後は、自分で読書タイムです。e-book ライブラリー(クロムブックで本が読めるサイト)を使ったり、学級文庫から自分で選んだ本を読んだりします。とても静かな時間です。
外ランチの日は、外に本を持っていくこともあります。思い思いの場所で、本の世界に入っています。
シカゴ双葉会日本語学校の図書館は、アメリカにあるとは思えないほどの日本語の本が充実しています。本は学びだけでなく、心の栄養です。これからもたくさんの本と出会ってほしいです。
理科の実験中!
中3では「イオン」を勉強しています。
酸性の「塩酸」とアルカリ性の「水酸化ナトリウム水溶液」を混ぜると、下の写真の物質ができます。
これはなんでしょう?
正解は「塩」です。
5・6年生の委員会活動
6月の半ば過ぎから、イリノイ州クック郡のコロナ対応のフェーズが変わり、5・6年生の委員会活動でできることが増えました。これまでのように、MeetやZoomを活用した朝会も行っています。くわえて、朝のあいさつ運動ができるようになり、双葉委員会の5・6年生の元気の良い声が聞こえてきます。先週の七夕集会では、集会委員さんが上手に七夕の紹介をしてくれて、七夕かざりをつくりました。そして、今週は飼育体育委員会のスポーツクイズがありました。双葉委員さんが中心になって、空き缶集めもします。コロナの影響を受けながらも、できる活動を考えながら進めています。(写真は、7月7日の体育飼育委員会の朝会の発表のうらがわです。Meetを使ってすすめました。)
願いごと、何を書こうかな
明日は七夕です。
小学部では、先週の木曜日にリモートで「七夕集会」を行いました。
5、6年生の集会委員さんの上手な司会進行のもと、七夕の話や読み聞かせを聞いたり、七夕クイズを楽しんだりしながら、日本の文化に親しみました。
最後に、各教室で短冊に願いごとを書いたり、七夕飾りを作ったりしました。短冊に願いを書くときは、「何を書こうかな。」「どんなことを書いた?」など、楽しみながらも真剣に書いていました。
子どもたちの下校後、短冊の願いごとを見てみると、
「コロナが早く終わりますように」「みんなが幸せにくらせますように」と周りの人の幸せを願う言葉がいくつも書かれていました。子どもたちの優しい心を感じ、こちらも心が温かくなりました。
みんなのすてきな願いごとが、どうかかないますように!
国際社会にはばたくシカゴっ子の育成めざして(教員研修会)
7月2日(金)の教員研修会は、デポール大学の高橋昭彦先生を本校にお迎えし、実施いたしました。学校に外部の講師をお迎えして行う研修会は、実に約1年半ぶりです。SeaSaw(「授業向けInstagram」、既に米国の学校の半数で使われているアプリケーション)を使った問題解決型の学習を教師が児童生徒の立場に立って研修しました。自ら学び主体的に判断・行動する「国際社会にはばたくシカゴっ子」の育成めざして、日々研鑚を重ねています。