2021年7月の記事一覧
読書、大好き!
小学部1年生から3年生は、週に1時間「読書の時間」があります。今は学校図書館で本を借りられないので、学級文庫から本を借りて読んでいます。1年生の子どもたちは、読書の時間をとても楽しみにしています。
読書の時間は読み聞かせからスタートします。何度も読んだ大好きな本や、学級文庫にはあるけれど手に取ったことのない本など、様々な本と出会えます。先日は、関西出身の職員が、関西の言葉で書かれた絵本を読み聞かせてくれました。子どもたちは目を輝かせて話を聞いていました。
読み聞かせの後は、自分で読書タイムです。e-book ライブラリー(クロムブックで本が読めるサイト)を使ったり、学級文庫から自分で選んだ本を読んだりします。とても静かな時間です。
外ランチの日は、外に本を持っていくこともあります。思い思いの場所で、本の世界に入っています。
シカゴ双葉会日本語学校の図書館は、アメリカにあるとは思えないほどの日本語の本が充実しています。本は学びだけでなく、心の栄養です。これからもたくさんの本と出会ってほしいです。
理科の実験中!
中3では「イオン」を勉強しています。
酸性の「塩酸」とアルカリ性の「水酸化ナトリウム水溶液」を混ぜると、下の写真の物質ができます。
これはなんでしょう?
正解は「塩」です。
5・6年生の委員会活動
6月の半ば過ぎから、イリノイ州クック郡のコロナ対応のフェーズが変わり、5・6年生の委員会活動でできることが増えました。これまでのように、MeetやZoomを活用した朝会も行っています。くわえて、朝のあいさつ運動ができるようになり、双葉委員会の5・6年生の元気の良い声が聞こえてきます。先週の七夕集会では、集会委員さんが上手に七夕の紹介をしてくれて、七夕かざりをつくりました。そして、今週は飼育体育委員会のスポーツクイズがありました。双葉委員さんが中心になって、空き缶集めもします。コロナの影響を受けながらも、できる活動を考えながら進めています。(写真は、7月7日の体育飼育委員会の朝会の発表のうらがわです。Meetを使ってすすめました。)
願いごと、何を書こうかな
明日は七夕です。
小学部では、先週の木曜日にリモートで「七夕集会」を行いました。
5、6年生の集会委員さんの上手な司会進行のもと、七夕の話や読み聞かせを聞いたり、七夕クイズを楽しんだりしながら、日本の文化に親しみました。
最後に、各教室で短冊に願いごとを書いたり、七夕飾りを作ったりしました。短冊に願いを書くときは、「何を書こうかな。」「どんなことを書いた?」など、楽しみながらも真剣に書いていました。
子どもたちの下校後、短冊の願いごとを見てみると、
「コロナが早く終わりますように」「みんなが幸せにくらせますように」と周りの人の幸せを願う言葉がいくつも書かれていました。子どもたちの優しい心を感じ、こちらも心が温かくなりました。
みんなのすてきな願いごとが、どうかかないますように!
国際社会にはばたくシカゴっ子の育成めざして(教員研修会)
7月2日(金)の教員研修会は、デポール大学の高橋昭彦先生を本校にお迎えし、実施いたしました。学校に外部の講師をお迎えして行う研修会は、実に約1年半ぶりです。SeaSaw(「授業向けInstagram」、既に米国の学校の半数で使われているアプリケーション)を使った問題解決型の学習を教師が児童生徒の立場に立って研修しました。自ら学び主体的に判断・行動する「国際社会にはばたくシカゴっ子」の育成めざして、日々研鑚を重ねています。